
滋味あふれる、ふわふわ食感の極薄削り
生産量日本一を誇る熊本県天草市製造の上質な雑節をふわふわに削り、すぐに袋詰めしました。
極薄約0.01mmに削ることで、ふわふわでなめらかな食感と、雑節本来の豊かな風味を味わえます。
雑節の新たな可能性を切り拓く
熊本県牛深町は、美しい海と新鮮な魚に恵まれ、「雑節(かつお節以外の節)」の日本一の産地として知られています。高品質で業務用としては評価が高いものの、一般にはあまり知られていません。この現状を変えるため、津田拓司さんは2018年に加工会社「天栄食品」を設立。家庭でも楽しめる雑節の加工品として、父・満さんが手がける天日干しむろあじの煮干しを使った「削りぶし」の製造に乗り出しました。雑節の認知向上と新たな市場開拓を目指しています。



原料は天日干しのアジ煮干し、燻製サバ節
津田水産では、九州の漁港で水揚げされたむろあじとさばを使用し、牛深の海水で煮沸して雑節を製造しています。むろあじは冬場に1〜2ヶ月かけて天日干しされ、旨味が凝縮された白く美しい煮干しに。機械乾燥よりも繊維が壊れず、削りに最適です。さばは乾燥後、天草産の薪で12時間燻製され、臭みがなく香ばしい風味のさば節になります。
超極薄、ふわふわの削りぶしに
天栄食品では、煮干しや節を蒸した後、一匹ずつ手作業で骨や内臓を取り除くという、通常は行われない丁寧な工程を経て、雑味のない美しい削りぶしを作っています。その後、軽く焼いてから特殊な機械で0.01mmという超極薄に削ることで、ふわふわでなめらかな食感と豊かな風味を実現しました。これは高品質な原料だからこそ可能であり、津田代表は品質や美しさに強いこだわりを持っています。今後はムソーの協力で販路が広がり、全国でも牛深の削りぶしが手に入るようになる見込みです。


さっとふりかけて食べる削りぶし
一番のおすすめは、そのままおやつのよ
うに食べていただくことです。天日あじはそ
もそも燻製しませんし、燻製さばもかつお節
と違って燻製を繰り返さないので、ダイレク
トに“魚の旨み”、すなわち雑節感!が味わえ
ます。
もちろん温かいご飯にふりかけてお醤油
を一滴、サラダや冷奴にふりかけると最高。
油との相性がいいので、上質なオリーブオ
イルや胡麻油を垂らすのもおすすめです。

商品一覧
天日干し製法
削りたてふわふわ天日あじ
機械乾燥に頼らず、冬場に太陽の下で約1~2 ヵ月間天日干しされたむろあじの煮干しは、ビタミンDを豊富に含有しています。ほのかな甘みのある“真っ白”で上品な削りぶしです。〈20g〉
257円(税込価格)
238円(本体価格)


燻しの香り
削りたてふわふわ燻製さば
地元天草のカシの木などの薪で12時間ほどいぶした燻製さばの節
は、豊富な旨みとほのかに感じる燻製の香ばしさが特徴。他では味わえない独特の旨みをご堪能ください。〈20g〉
257円(税込価格)
238円(本体価格)

