原材料:乾のり(三重県産)
入数:10枚
商品サイズ:5 mm × 256 mm × 200 mm
商品重量:54 g
原材料:乾のり(のり(三重県産))
賞味期限:開封前:6カ月
開封後:密閉容器に入れて保存し、できるだけお早目にお召し上がり下さい。
焼いてある手軽さが魅力
生産者紹介 みえぎょれん販売
伊勢湾の冬の恵み「黒のり」
伊勢湾は、北部に木曽三川、南部に清流宮川をはじめとする河川を有し、山々から豊富なミネラルや栄養がもたらされる豊かな漁場です。
豊富な栄養分を吸収して育った黒のりは香り高く、旨み、そして口に入れると広がる甘みが特長。三重県の冬を代表する海の恵みです。
黒のり養殖漁場は桑名から鳥羽まで南北に広く分布。浅い漁場では海に支柱を立ててのり網を張る「支柱式」、沖や深い漁場では洋上で浮きとオモリとロープでいかだを作り、その中に網を張る「浮き流し式」で養殖します。
ムソーの「御のり(板のり)」と「焼のり」の原料は、みえぎょれん販売が海域を問わずに厳選し、仕入れています。
味と香りを吟味して買い入れる
県内の生産者は82世帯、ほぼ夫婦単位で養殖と生のり加工に従事しています。
夜明け前に網から生のりを摘み、真水を加えてミンチにし、板状にして水切り・温風乾燥して「新のり」に加工し、漁協に納品するまでが漁師さんの仕事です。
各漁協が出品した新のりを、三重県漁連のり流通センターに集めて入札します。みえぎょれん販売の“目利き”が光るのは、この入札会です。
「のりの等級は見た目(色調や形状)で決まります。味や香りは等級だけでは判断できないので、入札会場の電熱器で新のりをあぶって試食し、吟味したものを買い入れます」とみえぎょれん販売の小林将史さん。
「この道10年ですが、のりは奥が深いです」。
伊勢湾でも近年はのりの成長に必要な栄養が足りず、本来の黒色が茶色や黄色になる「色落ち」が漁師さんを悩ませています。色落ちしたのりは評価されず、売り先がないのです。
昔のように豊かな伊勢湾をとりもどすために、地域をあげて模索が続いています。
炙りたてを、楽しんでみませんか
こうして仕入れた新のりを、熱風で火入れ乾燥した商品が「御のり(板のり)」。板のりを、さらに遠赤外線で焼加工した商品が「焼のり」です。
板のりはそのままでも召し上がれますが(関西では板のりを巻き寿司に使う食文化があります)、軽く炙って焼のりにすると、きれいな緑色になり、より香りが引き立ちます。
「炙りたてののりの風味は、パンに例えるなら焼きたてのトースト。製品化された焼のりは手軽で圧倒的に人気ですが、やはり焼き冷ましです。電熱器がなくても、オーブントース
ターで簡単に炙れますよ」。
ごはんが炊けたら、板のりを食べる分だけさっと炙って、パリパリのところに上等のお醤油をちょっとつけて、お箸で巻いて一口で。ひと手間かけて味わう幸せ、お試しください。
のり飛脚(即席味噌汁)
お弁当のおかずの脇に入れて。具材におぼろ昆布を加えると、さらに味が深まります。
◎材料(1人分)
のり………1/4枚
味噌………15g
刻みねぎ…少々
熱湯………150cc
◎作り方
①味噌と刻みねぎをのりで包む。
②お椀に①を入れ、熱湯を注ぎ、混ぜていた
だく。
※家で作る場合は、お椀に直接材料を入れ、
のりは揉んでふやけやすくします。
(レシピ&画像提供:正食協会)
のりQ&A
Q1. 「 ムソー 御のり(板のり)10枚」と「ムソー 焼のり10枚」の違いは?
A1. 通常、のりには3つの乾燥段階があります。
①生産者が生のりを板状に成型する際の温風乾燥(新のり)。
②新のりを購入した後行う「火入れ」と呼ばれる作業(熱風乾燥)。
③「火入れ」を行った後、みえぎょれんで行う焼加工(遠赤外線)。
この三段階で乾燥を行うことが一般的です。海苔の水分量は①、②、③と進むにつれて少なくなっていきます。
「ムソー 御のり(板のり)10枚」は②の状態で出荷している製品(業界では板のり)です。
「ムソー 焼のり10枚」は③番の工程まで行った製品(焼のり)です。
Q2. 板のりはそのままでも食べられますか?
A2. そのままでも召し上がれますが、軽く炙って焼のりにすると、きれいな緑色になり、より香りが引き立ちます。
オーブントースターで簡単に炙る方法を、みえぎょれん販売に教えていただきました。
「予熱したオーブントースターで、蓋を開けたまま1枚ずつ、1秒ずつ様子を見て焼いてください。
数秒で焼き上がります。まんべんなく焼けるように方向を変えたり、世話をするのも楽しいです。」